WordPressディレクトリのSELinux コンテキストのタイプを変更

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もとのSELinux コンテキストのタイプはWordPressディレクトリ以下が httpd_sys_content_t、wp-content以下は httpd_sys_rw_content_t としていた。

もとの file_contexts.local の中身

# This file is auto-generated by libsemanage
# Do not edit directly.
WordPressディレクトリ(/.*)? system_u:object_r:httpd_sys_content_t:s0
WordPressディレクトリ/wp-content(/.*)? system_u:object_r:httpd_sys_rw_content_t:s0

WordPressディレクトリは / からの絶対パス

しかし、これだとSELinuxが仕事してWordPressの自動更新や管理画面からの更新ができないので、WordPressディレクトリ以下のSELinux コンテキストのタイプを httpd_sys_rw_content_t に変更した。

まず、残っていても問題ないけれど、なんか気持ち悪いので過去に追加した wp-contentディレクトリ以下のコンテキストのタイプを削除。
semanage fcontext -d "WordPressディレクトリ/wp-content(/.*)?"

次に、WordPressディレクトリ以下のコンテキストのタイプを httpd_sys_rw_content_t に変更。
semanage fcontext -a -t httpd_sys_rw_content_t "WordPressディレクトリ(/.*)?"

最後に反映させて終了。
restorecon -v -R WordPressディレクトリ

参考サイト:SELinux ユーザーおよび管理者のガイド – Red Hat Customer Portal